2006年08月09日

レッサーがお星様になった日★

「#猫屋敷計画」のりゅうさん家のメイちゃんの悲しい記念日
から、2週間が経ちました。

今日、8月9日は【レッサーがお星様になった日】

10年ひと昔といいますが、それより少し前の事
野良猫の小町が庭に現れて、あっという間に仔猫が生まれ
その子たちが団子3兄弟、レッサー、シマン、ハイと名付けました。

私たちに慣れるまでに、時間はかかりましたが
ご飯は毎日食べに来てましたので、何時かはうちの子に
と思っていた通り、先ずレッサーから部屋に入るようになり
その後、シマン、ハイとめでたく我が家の猫となりました。

この時点でも、母猫の小町は部屋に入る事が出来なく
次の年の3月に2度目の仔猫たち、チャップーとリンが
生まれ、この子たちは5月に姿を現すと同時に
僕たちの家は、ここだとばかりに入ってきました。

こうなっては、小町を早く捕獲して避妊手術をしなければ
果てしなく、仔猫が生まれ我が家はパンク状態になる!!
それから1ヶ月後、やっと小町の捕獲に成功して避妊を決行。

と、まあざっとですが、東京での我が家の猫との馴れ初めを
まとめて見ました。

さて、レッサーの事ですが、優しくて、男気があり
家の猫たちのボス的存在であり、妹が愛してやまない猫でした。

仔猫のレッサー まだ幼い
レッサーパンダ2.jpg


家猫になったとはいえ、奔放な野良の
自由な気質が強く、外での生活が続いていたものですから
巡回してくる猫たちとの争いも多く、よく傷も負い
そのときの傷から猫エイズに感染し発病しました。

その前年、「ウイルス感染症」を持ってかえったシマンから
猫全員が、発病した事がレッサーの免疫力を下げた
原因でもありました。

友達のご主人である獣医さんの適切な処置で一時は奇跡的に
回復をしましたレッサーでしたが・・・

少し体調が悪くなり始めたころのレッサー
レッサーパンダ1.jpg


半年も経たない内に、再発して口内炎がひどく水も飲めない
痩せて体力もなくなっていく。
その姿を見ても、どうする事も出来なかった。
辛く、悲しい日々でした。

この時期、私達が一番心配した事は
「猫はよく亡くなる前に姿を隠す」という言い伝えでした。

我が家は裏口に猫出口を設けて、何時でも出入り自由
にさせていましたから
仕事に出かけるときは心配で、帰ってレッサーを確認出来た時は、
ホッと胸を撫で下ろしたものでした。

かなり病状が悪化した、ある日帰宅したらレッサーの姿がない
部屋中探し回っても、いない。外に出て近所を探し回って
食事時に鳴らしていた鈴を鳴らしても姿を見せない。

周辺の家は全て塀に覆われた家ばかり、庭に入り込む事も出来ず、
ただ名前を連呼するだけ。夜になっても探し回りました。
眠れないままに一夜が明け、殆どあきらめかけていた。

朝、妹が新聞を取りに入り口まで行った時「早く〜!!」と
妹の叫ぶ声がした、急いで庭に出てみるとレッサーが
木の根元に静かに横たわっていました。

「よく帰ってきてくれたね」と、二人で泣きながら、もう一歩も
歩けませんと横たわっているレッサーを抱き上げて家に入りました。

次の日の真夜中、心配で寝ることも出来ないで見守る中
よたよたと押入れの中に入っていったレッサー

しばらくして、ことんと音がした。
それがレッサーの、この世とのお別れの挨拶。

レッサーが私達が見守る中でお星様になって逝った

暑い夏の夜でした。


ニックネーム nekoboci at 00:28| Comment(8) | TrackBack(1) | 記念日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じわーっときました…。
最後の力を目一杯使ってお庭の木のところまで…本当によく帰ってきたね、レッサーくん。nekobociさん達が大好きだったんだね。ちゃんと見守られている中、お星様になって寂しくなかったよね。
最後の力を使って帰ってきた日から翌日までの一日、お別れの心の準備の時間を、レッサーくんは最後にプレゼントしてくれたのかなって思いました。
Posted by nyanmyupurin at 2006年08月09日 20:56
私なんか号泣です。鼻水まで・・・。
同じ事、私も心配してました。
ミイは年齢不詳で、ウチの親に言わせると「もお、お婆さん」だそうで。
ちょっと帰宅しないと「猫は死ぬとき、姿を消すって言うからねえ・・・」とか言うんですよ!!
なので私がいつも「ミイは死ぬならウチに戻ってきて死ぬわ!!」と言い返してました。
でもね、4日戻ってこない時があって、やっと5日目の朝、凄い怪我で帰宅してきたんです。あまりの怪我で動けなかったんだと思うのですが、動ける様になったら、ちゃんとウチに戻ってきてくれたんです。
レッサーさんも「お家に帰りたい・・・」って一生懸命戻ってきてくれたんだと思います・・・。
Posted by 白雪 at 2006年08月10日 00:17
昨日トリビア見た?って友達に言われたので、
寝てた・・・と言ったら教えてくれたのですが、
ちょうど「ネコは死期が近づくといなくなる」のは違うってやっていたんですって。
ただ、襲われる心配のない静かな場所にいってじっとしているのは本当で、
そこで力尽きちゃう場合=いなくなった、って思うみたくて。
レッサーくん、やっぱり家がいいなぁって、
がんばってきてくれたんですね。
えらいなぁ。
最後まで一緒にいられることって、後になって思うとしあわせだなって思いますよね。
あ、記念日にlinkしておきました☆
Posted by りゅう at 2006年08月10日 13:45
nyanmyupurinさん、この日のことは一生
忘れることが出来ません。
しかし、悲しみは月日とともに薄らいでゆくもの、
それが少し悔しく思います。
でも、時間という癒しを神様が後に残ったものに
与えたプレゼントと思えば納得できます。
Posted by nekoboci at 2006年08月12日 14:43
白雪さん、以外に冷静に思い出に浸りました。
りゅうさん家のメイちゃんの時は、とめどもなく
何回も涙し、皆さんのコメント読んでは泣きましたが、
それは、多分リアルタイムの出来事。
りゅうさんの悲しみは、いま目の前での事なので
悲しみの度合いが違ったのかも、と思っています。

>「猫は死ぬとき、姿を消すって言うからねえ・・・」
私も親から昔、聞いていました。
だから、この時本当に心配しました。
ミイちゃんは、まだ元気です。
それに白雪さんに断りもなく姿を消すなんて考えられません。
Posted by nekoboci at 2006年08月12日 15:10
りゅうさん、リンクありがとうございました。
そうですか、トリビアでも取り上げた!
やはり、この言い伝えがあったと言う事ですね。

レッサーは、このあたりのボスでしたから
最後の巡回に出かけたのだと思います。
高い塀を乗り越えて、帰ってきてくれたと思うと
胸が詰まって、涙、涙でしたね。
やはり最後、一緒にいられた事は幸せなことだと思っています。
Posted by nekoboci at 2006年08月12日 15:26
はじめまして。実はレッサーパンダの検索をするのに「レッサー」で検索していたらこちらにたどりつきました。

「猫はよく亡くなる前に姿を隠す」という話は私も聞いたことがありますし、実際そのようなケースが多いようです。

だけど人も猫も心を持っていて可愛がられればわかります。
積み重ねて来た心の交流や想いといたものが「猫の習性」を超えさせたのかなと思いました。家族に会いたい一心でひたすら歩いて帰ってきたのでしょう。

心は通じています。
Posted by pukupukuchan at 2006年09月24日 11:52
レッサーちゃんは幸せな猫チャンですね!
思わず涙が出ました。
僕もヒマラヤンのビビアンちゃんを飼って
いるのですが、最近舌がおかしくて一人では水が飲めません(泣)
家族全員でジョウロで水をあげて何とか
頑張っています。
だからレッサーちゃんの話を聞いて思わず泣いてしまいました!
本当優しい飼い主に感謝していると思いますよ!
Posted by 真一 at 2006年10月09日 04:09
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: 絵文字

この記事へのトラックバックURL
http://a-thera.com/tb/406992
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

みんなの記念日登録
Excerpt: みんなの記念日を大切に☆同じ誕生日(家に来た日)や命日があると、ちょっとうれしくなりますよね^▽^。他にも「歯が抜けた日」とか「ほたてを食べた日」などなど、心に強く残る大切な日ならもちろん登録OKです..
Weblog: ♯猫屋敷計画
Tracked: 2006-08-10 13:39